第3回日本MR画像誘導適応放射線治療研究会

当番世話人挨拶

第3回日本MR画像誘導適応放射線治療研究会
当番世話人 澁谷景子
(大阪公立大学大学院医学研究科 放射線腫瘍学 教授)

 この度、日本放射線腫瘍学会 高精度放射線外部照射部会 MRリニアック分科会 第3回日本MR画像誘導適応放射線治療研究会を大阪にて開催させて頂くことになりました。
 MRリニアックの本邦への本格的な導入が始まり、関連5学術団体によるMR画像誘導即時適応放射線治療ガイドラインが策定されてから、約3年が経過しました。既に稼働を開始されたご施設では、運用のフローもほぼ確立し、様々な症例が積み重ねられる中で、その有用性をあらためて実感されていることと存じます。
 そこで、今回は「Adaptive Radiotherapyが拓く個別化低侵襲治療の展望」をテーマといたしました。Adaptive Radiotherapyが今なぜ必要で、今後どのような展開が期待されるのか、機能画像などの新規画像技術の応用を視野に入れながら、臓器ごとの個別化戦略、MRI、X線CBCT、それぞれの強みを活かした画像誘導適応放射線治療の展望を広く放射線腫瘍医、画像診断医、医学物理士、診療放射線技師、看護師、治療機器メーカー等の方々と論じる場にできればと考えております。

 COVID-19感染症の影響も落ち着き、海外からの観光客も急増し、大阪の街はまた一段と賑やかになりました。地上約300メートルの展望台をもつあべのハルカスにて、Adaptive Radiotherapyの将来展望を皆さまと語りつくすことができましたら幸いです。
多くの皆さまからのご参加を心よりお待ちしております。
どうぞよろしくお願い申し上げます。

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